父ちゃんの新築物語 46
2011年10月04日
三立(畳が丘)
ウチの、簡素でこれと言って特徴のない一階居住空間の中にあって、唯一少しだけ変わっていると思われる和室。
和室は、以前お話ししたように、床下が全面収納です。その為、リビングのフローリングから40cmほど高く(小上がりに)なっているんです。
このフローリングと和室の段差について、初めての三立で建築士の望月さんから次のような質問がありました。
「和室の高さ(小上がり)は、何センチ位にしますか?」
この質問に、また「えっ?」と思ったウチら夫婦。
と言うのも、床下が全面収納ならば、自ずとその高さは規格として決まっているだろうと。収納の広さは和室の大きさによりマチマチだろうけど、高さに関しては全て共通だろうと。思っていたからです。
これは望月さん、床下に収納が無いのを前提で質問をしているのかもしれないと思い、「和室は、全面床下収納にしたいんですけど・・・」と伝えました。
すると、横にいた櫛田さん。案の定「スミマセン、図面では和室の床下は収納になっていませんでした」と。
それでは、図面を見ながら打ち合わせを進める望月さんには、当然、和室の床下を収納にしたいという我々の希望に気が付く術はありません。
これは、こちらも最初にハッキリと伝えていなかったのも悪いのですが。しかし、2回目見学会の時に見た『和室床下全面収納』は、ウチとしては絶対に外せない設備です。
その旨を、望月さんと櫛田さんに、ここぞとばかりに説明しました。
と言う訳で、初めての三立で使われた図面には、和室の床下収納は記載されていませんでしたが。これ以後の図面には、しっかりと床下収納が加えられました。
まだまだ打ち合わせの初期段階だったので、その程度の図面の変更は余裕で間に合ったのです。
しかし、新たに収納が加えられるという事は当然、コストも追加されるという事。
櫛田さんには、早急に調べてもらい、見積もりを出してもらう事になりました。
さて、後日。2回目見学会のお宅に設置されていた和室床下収納について、櫛田さんが調べた結果、『畳が丘』という商品であることが分かりました。
和室の形や大きさに合わせて、大工さんが現場で造作をしてくれた物で。何と、ハイムさんのライバル?のパナソニック社の製品です。
そして、驚きのお値段は、四畳半の収納で56万円!
ちなみに、最初の図面に記載されていた一般的な押入れは、6万4千円ほど。正に、桁が違います。
その驚きのお値段を聞いた時、通販でよく『リビングが簡単に和室に!しかも、収納付き!』みたいな商品があるのを知っていたウチら夫婦は、なるべくコストを削減する為、自分達で『畳が丘』に代わる商品はないかと調べてみたんです。
で、妻が見付けてきた他社のもっと安い商品の広告を、櫛田さんに見てもらいました。曰く「使われている材料が解らないので、安全が保証できません。規格が決まってしまっているので、和室にピッタリと収まるか解りません。」とのこと。
セキスイハイムさんが建てる家に使われる材料は、徹底的に管理がされています。それは、ホルムアルデヒドなどの有害になり得る物質を家の中に持ち込まない為の対策でもあるのです。
例えば、下請けの大工さんが作業の為に現場に持ち込む物(接着剤など)も全て、ハイムさんが管理しているのです。
その結果、『完成した家の中には安全なものしかない』という状態で、施主に引き渡しがなされます。
ハイムさん側としては、何処の馬の骨とも分からない物体が、引き渡しの際に家の中にあることは非常に抵抗があるでしょう。
そう考えると、櫛田さんの仰ることもごもっともです。
ここは、安全性と大工さんによる造作の正確性を信じ、断腸の思いで、パナソニック社製『畳が丘』でお願いすることにしました。
当時は、ハイムさんでも、自社で和室床下収納を開発すれば良いのにな~と思っていました。そうすれば、もっとコストを抑えられるだろうに・・・と。
きっと今まで、それほど需要が無かったんだろうと思います。
和室の収納と言うと、やっぱり押入れがしっくりきますね。
でも、ウチのような小さな家では、押入れすらも居住空間を圧迫する要因となり得ます。
ウチは、押入れが無いお陰で、玄関ホールが広くなりました。
また、押入れの代わりに、櫛田さんがサービスで本棚を付けてくれました。この本棚が、家族のコミュニケーションツールとして、とっても役に立っています。
床下収納が人気がない理由に『段差』もあるのかもしれません。
一般的に、バリヤフリーを考えた場合、家の中の段差は無用の長物です。
なのに、ワザワザ段差を付けるなんて・・・と。
確かに、数センチの段差は、足の不自由な人や子供には危険です。いやいや、恐らく父ちゃんでもしょっちゅう足の指とかぶつけてしまいそうです。
ただし、和室が40cmほど高くなっている場合は、逆に「老後、楽だと思うよ」とは、妻の弁。
二階の寝室で寝るのが億劫になるほど足が動かなくなってきたら、一階の和室で寝起きするのは想定内。
足が不自由な人が寝起きする場合、布団よりもベッドの方が楽なのは周知の事実。
フローリングから40cmの高さにある和室に布団を敷けば、一度座ってから横になれ。起きる時は逆に、寝た状態から座って、立ち上がることができます。
ベッドと同じように、足が不自由でも楽に寝起きが出来るんですね。
この辺りは、特老に勤め、自身にも90歳を超える祖母がいる妻ならではの視点です。
父ちゃんもそれを聞いた時『なるほどな~』って思いました。
今現在。和室は、娘のオモチャと二匹のオカメインコに占拠されています。
そして、40cmの小上がり部分は、父ちゃんの特等席。いつもそこにドッカリと座って、パソコンをやったりテレビを観たり。時々、そのままゴロンと横になったり。しながら、リビングで遊ぶ子供達を見守っています。
ウチの、簡素でこれと言って特徴のない一階居住空間の中にあって、唯一少しだけ変わっていると思われる和室。
和室は、以前お話ししたように、床下が全面収納です。その為、リビングのフローリングから40cmほど高く(小上がりに)なっているんです。
このフローリングと和室の段差について、初めての三立で建築士の望月さんから次のような質問がありました。
「和室の高さ(小上がり)は、何センチ位にしますか?」
この質問に、また「えっ?」と思ったウチら夫婦。
と言うのも、床下が全面収納ならば、自ずとその高さは規格として決まっているだろうと。収納の広さは和室の大きさによりマチマチだろうけど、高さに関しては全て共通だろうと。思っていたからです。
これは望月さん、床下に収納が無いのを前提で質問をしているのかもしれないと思い、「和室は、全面床下収納にしたいんですけど・・・」と伝えました。
すると、横にいた櫛田さん。案の定「スミマセン、図面では和室の床下は収納になっていませんでした」と。
それでは、図面を見ながら打ち合わせを進める望月さんには、当然、和室の床下を収納にしたいという我々の希望に気が付く術はありません。
これは、こちらも最初にハッキリと伝えていなかったのも悪いのですが。しかし、2回目見学会の時に見た『和室床下全面収納』は、ウチとしては絶対に外せない設備です。
その旨を、望月さんと櫛田さんに、ここぞとばかりに説明しました。
と言う訳で、初めての三立で使われた図面には、和室の床下収納は記載されていませんでしたが。これ以後の図面には、しっかりと床下収納が加えられました。
まだまだ打ち合わせの初期段階だったので、その程度の図面の変更は余裕で間に合ったのです。
しかし、新たに収納が加えられるという事は当然、コストも追加されるという事。
櫛田さんには、早急に調べてもらい、見積もりを出してもらう事になりました。
さて、後日。2回目見学会のお宅に設置されていた和室床下収納について、櫛田さんが調べた結果、『畳が丘』という商品であることが分かりました。
和室の形や大きさに合わせて、大工さんが現場で造作をしてくれた物で。何と、ハイムさんのライバル?のパナソニック社の製品です。
そして、驚きのお値段は、四畳半の収納で56万円!
ちなみに、最初の図面に記載されていた一般的な押入れは、6万4千円ほど。正に、桁が違います。
その驚きのお値段を聞いた時、通販でよく『リビングが簡単に和室に!しかも、収納付き!』みたいな商品があるのを知っていたウチら夫婦は、なるべくコストを削減する為、自分達で『畳が丘』に代わる商品はないかと調べてみたんです。
で、妻が見付けてきた他社のもっと安い商品の広告を、櫛田さんに見てもらいました。曰く「使われている材料が解らないので、安全が保証できません。規格が決まってしまっているので、和室にピッタリと収まるか解りません。」とのこと。
セキスイハイムさんが建てる家に使われる材料は、徹底的に管理がされています。それは、ホルムアルデヒドなどの有害になり得る物質を家の中に持ち込まない為の対策でもあるのです。
例えば、下請けの大工さんが作業の為に現場に持ち込む物(接着剤など)も全て、ハイムさんが管理しているのです。
その結果、『完成した家の中には安全なものしかない』という状態で、施主に引き渡しがなされます。
ハイムさん側としては、何処の馬の骨とも分からない物体が、引き渡しの際に家の中にあることは非常に抵抗があるでしょう。
そう考えると、櫛田さんの仰ることもごもっともです。
ここは、安全性と大工さんによる造作の正確性を信じ、断腸の思いで、パナソニック社製『畳が丘』でお願いすることにしました。
当時は、ハイムさんでも、自社で和室床下収納を開発すれば良いのにな~と思っていました。そうすれば、もっとコストを抑えられるだろうに・・・と。
きっと今まで、それほど需要が無かったんだろうと思います。
和室の収納と言うと、やっぱり押入れがしっくりきますね。
でも、ウチのような小さな家では、押入れすらも居住空間を圧迫する要因となり得ます。
ウチは、押入れが無いお陰で、玄関ホールが広くなりました。
また、押入れの代わりに、櫛田さんがサービスで本棚を付けてくれました。この本棚が、家族のコミュニケーションツールとして、とっても役に立っています。
床下収納が人気がない理由に『段差』もあるのかもしれません。
一般的に、バリヤフリーを考えた場合、家の中の段差は無用の長物です。
なのに、ワザワザ段差を付けるなんて・・・と。
確かに、数センチの段差は、足の不自由な人や子供には危険です。いやいや、恐らく父ちゃんでもしょっちゅう足の指とかぶつけてしまいそうです。
ただし、和室が40cmほど高くなっている場合は、逆に「老後、楽だと思うよ」とは、妻の弁。
二階の寝室で寝るのが億劫になるほど足が動かなくなってきたら、一階の和室で寝起きするのは想定内。
足が不自由な人が寝起きする場合、布団よりもベッドの方が楽なのは周知の事実。
フローリングから40cmの高さにある和室に布団を敷けば、一度座ってから横になれ。起きる時は逆に、寝た状態から座って、立ち上がることができます。
ベッドと同じように、足が不自由でも楽に寝起きが出来るんですね。
この辺りは、特老に勤め、自身にも90歳を超える祖母がいる妻ならではの視点です。
父ちゃんもそれを聞いた時『なるほどな~』って思いました。
今現在。和室は、娘のオモチャと二匹のオカメインコに占拠されています。
そして、40cmの小上がり部分は、父ちゃんの特等席。いつもそこにドッカリと座って、パソコンをやったりテレビを観たり。時々、そのままゴロンと横になったり。しながら、リビングで遊ぶ子供達を見守っています。
Posted by あ~ちゃん at 18:40│Comments(0)
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