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父ちゃんの新築物語 36

2010年12月20日

クッシー 2



妻が、セキスイハイム東海のお客様センターにクレームを入れたことにより、急遽行われた緊急会合は、後半へ突入します。

後半になって、櫛田さんのお話を聞くことが出来ました。

曰く。遅刻をしてしまう原因は、『富士宮のセキスイハイム建築状況を観察していたから』だそうです。
櫛田さんは三島店の方なので、富士宮辺りの状況を、あまり把握していないのかもしれません。
ウチに打ち合わせに来る度に、イロイロなルートを通って、セキスイハイムが建てた家を探っていたのだそうです。
もちろん、勉強の為というのもあるでしょうが。多分、その探検が、とっても楽しかったんだと思います。
よく分からない裏道を通って、セキスイハイムが建築した家を探し当てる探検が。

ちなみにこの頃、車通勤の妻も、仕事帰りにイロイロなルートを通ってセキスイハイムのお家を見付けるのが趣味でした。
この辺りの田舎でも、少し探せばセキスイハイムの家を見付けることが、簡単に出来るんです。
さすが、『6年連続 戸建建築実績 静岡県下NO.1』(当時)なだけあります。

と言う訳で。櫛田さんの遅刻の原因に対して、妻は少しだけ共感していました。

その他の不手際に関して、櫛田さんは「いかに低コストで建築するかばかり考えていた」と言っていました。
他のことに関して、手抜きをしていた訳では無いでしょうが。低コストに集中するあまり、注意が散漫になっていたのかもしれません。

確かに櫛田さん、コストを掛けないで建築するために、イロイロ頑張ってくれていたのは事実です。
その成果をいくつか挙げます。

1.地盤改良のコストダウン

地盤調査により、地盤改良が必要となったことは、以前お話ししました。
浅いところで1.45m、深いところで2.2mの地中を改良する必要があります。
改良方法は、表層改良工法と言うのだそうで。土にセメント系の固化材を混ぜて、家が建つ範囲の地盤をカチカチに固めます。
正確には、家の建つ範囲よりも一回り広い範囲と、エコキュートを置く場所の地盤です。

で、最も深くまで改良が必要な場所(2.2m)に合わせて全ての範囲の地盤を改良すれば、固化材が多く必要となり、コストも掛かります。

そこで櫛田さんが提案してくれたのが、改良する範囲を、3つのブロックに分ける方法です。
地盤を、その強度により、改良必要深度2.2mのブロック、改良必要深度1.45mのブロック、さらにその中間の改良必要深度1.95mのブロック、に分けます。
固化材を使用して改良するのは、それぞれのブロックに必要な深度までとします。
そうすることにより、工事は手間ですが、使用する固化材の量を大幅に減らすことが可能となり、コストダウンにつながると言う事だそうです。

2.水道工事の見積り

水道工事に関しては、建築予定地に隣接する道に水道管の本管が通っていないことが分かりました。
その為、少し離れた道から、水道管を引き込まなければなりません。
この工事に関して、かなりのコストが予想されたので、櫛田さんは2社から見積りを取ったようです。
当然、少しでも安い工事費用を提示した会社に、水道工事を依頼しました。

3.進入経路養生費

散々もめた進入経路ですが、三案ある内のどの案を実行したとしても、かなりのコストが掛かります。
経路に鉄板を敷き、さらに鉄板を溶接して、重たい車両にも絶え得る道を造らなければいけないので。

まだ、どの案を実行するか決まるだいぶ前から、進入経路の養生費に関して、櫛田さんは予算取りをしていました。
その価格、50万円。

進入経路を造り、棟上も無事に終わって、しばらくしてからのこと。
一向に、進入経路の養生費に関しての結果報告が無かったので、櫛田さんに尋ねてみたんです。
「進入経路の養生費は、いくらでしたか?」
この時、もし50万円以下で済んでいたら『浮いた費用を他に回せるかも』と思って、尋ねたのですが・・・。
実際はその逆でした。
養生費にどれくらいの費用が掛かったのかは分かりませんが、50万円では足りなかったようです。
ところが、最終的に進入経路養生費としてのウチへの請求は、ピッタリ50万円だけでした。
櫛田マジック・・・。

このように、時にはマジックを使って、櫛田さんはコストダウンに努めてくれました。
しかもそれを、契約後にも関わらず頑張ってくれたことに、スゴク誠意を感じます。

ただ、ウチらとしては、セキスイハイムさんと契約した時点で、『安く』という条件の優先順位を、かなり下げたんです。
もし、常に安さを一番に求めるような状況なら、ローコストが売りのメーカーと契約をしていたでしょう。
もちろん、なるべく安い費用で家を建てたいというのは、正直な気持ちです。
でもそれとは逆に、自分たちの希望が叶うような家に対してなら、惜しみなくお金を掛けたいという気持ちもあるんです。

費用VS希望

ウチらは、家が完成するまでの間、ずっとその戦いを繰り広げていました。
決して、費用が楽勝で勝ち続けていた訳ではないんですね。

妻が、セキスイハイム東海のお客様センターにクレームを入れたことにより、急遽行われた緊急会合は、そろそろ終わりの時間です。

上司の方の「櫛田に代わる営業はなかなかいません」という言葉を聞き。
櫛田さんの頑張りや誠意も伝わってきたので。
ウチらも「セキスイハイムさん以外で家を建てる気は無いです」と伝え。
結果、『現状維持』という結論に達し、緊急会合は閉会いたしました。

妻は、実際はどう思っていたのか・・・でも、不満を言えた事で、スッキリした部分はあったと思います。
後は、今後の櫛田さんの言動で判断しようという気持ちだったのかもしれません。

緊急会合以後、櫛田さんは決して遅刻をしなくなりました。
けど、相変わらず、多くを語ることは無かったように思います。

櫛田さんは、父ちゃんと同じ年齢です。
父ちゃんは、もっとイロイロな話を、プライベートなことも含めて、櫛田さんとしてみたかったんです。
ただ、営業さんと施主側との距離感って、ちょっと微妙。
いくら仲良くなっても、その間柄は、巨額の費用でつながっています 。
数ヶ月の付き合いなのに、何十年来の親友でさえ知り得ない情報を、時には話さなければらないし。
なのにこちらは、営業さんのプライベートは、一切知らないのだから。
本当の意味での信頼関係を結ぶことは、恐らく不可能なことではないかと思うんです。
そこに、営業さんの苦労があるのでしょうが・・・。

ウチら夫婦は、櫛田さんのことを密かに『クッシー』と呼んでいました。
秘密のあだ名なので、もちろん、実際に櫛田さんに向かって『クッシ~』と呼んだことはありません。

営業さんのことを、あだ名ではなく『○○さん』と呼び。営業さんからは『○○さま』と呼ばれる。

それがきっと、営業さんと施主の適正な距離なんだろうな~と。
当然といえば、当然のことなんですが。
住宅建築という、かなり特殊な場合においては、その辺りのことも常にシビアに考える必要があるのかもしれません。




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Posted by あ~ちゃん at 16:20Comments(2)父ちゃんの新築物語